・沿革

宗 派:真言宗 豊山派 

寺院名:()(もん)(ざん) ()(げん)() (ほう)(しゅ)(いん)

御本尊:聖観世音菩薩

真 言:おん あろりきや そわか

 当山の起源を紐解きますと、今から遡ること遥か五百五拾年有余年、室町時代の寛正六(大乙甲)年(一四六五年)に創立されたものと、現存する数少ない他山の記録や古文書より推測することができます。

然しながら、激動の歴史の最中、千六百年代(江戸初期)に発生した不慮の大火に見舞われ、当山が誇るべき古記録や重宝、什宝の数々は悉く灰燼に帰してしまいました。

そのため、当山をお開きになった御開山開祖の尊いお名前や、創立当時の詳細な足跡については、今なお紐解くことも、辿り着くことも叶わぬ状態にございます。長い歴史を今に伝える立場として、この尊い祖師の御生い立ちを明かせぬことは、誠に遺憾の極みであり、痛惜の念に堪えません。

・信徒と結ぶ 本堂 天井絵

 昭和六十二(一九八七)年、本堂の天井張替えという一大事業を迎えるに当たり、当山では広く檀信徒の皆様方へ呼びかけを行い、それぞれに趣向を凝らした真心の描画をご奉納いただくことで、この天井を新調いたすこととなりました。

厳かな本堂を見下ろす天井一面に美しく咲き誇るその姿は、一筆一筆に魂が込められた、まさに名画にも勝る極めて立派な出来栄えでございます。

ここに表現された御仏への純真な信仰心と、最愛のご先祖様方への深い追善の祈りは、時を経た今もなお色褪せることはありません。
この天井画は、当寺院と檀信徒の皆様方とを結ぶ、時空を超えた固い「絆」の証であり、未来永劫、当山の歴史を照らし続ける燦たる宝物として、ここに燦然と輝きを放っております。

・年間行事

当山では、四季の移ろいとともに、古くから受け継がれてきた伝統的な年中行事を執り行っております。
檀信徒の皆様方とともに御仏への祈りを捧げ、ご先祖様を供養する大切な諸法要でございます。

1月1日     
・年始ご挨拶

新しい一年の始まりに、清々しい空気の中で御仏前に手を合わせます。皆様が健康で幸せな一年を過ごせるよう祈願し、新年のご挨拶をお交わしする清らかな一日です。

3月15日    
・涅槃会(だんごまき)

お釈迦様がご入滅された(亡くなられた)日を偲ぶ法要です。法要の後には、厄除けや無病息災の願いが込められたお団子を撒く、古き良き伝統行事「だんごまき」を執り行います。
大人からお子様まで毎年多くの方で賑わいます。ここで配られるお団子は、食べると病気をしないと言われる縁起物です。

3月15    
・涅槃会(だんごまき)

長く苦しかった冬の寒さも、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、この春分の日を境にようやく和らいでまいります。当寺では、この節目の日に皆様と集い、春彼岸会の法要を執り行います。
私たちの新潟では、この時期はまだ境内にもお墓の周りにも多くの雪が残り、思うようにお墓の前でお参りができないもどかしさがございます。しかし、お墓へ行けずとも、お寺の本堂で捧げる祈りは必ずご先祖様へと届きます。雪解けを待つ静かな季節の中で、大切な故人様を偲び、ご家族揃って豊かな心でお参りいただければ幸いです。

6月第一日曜日 
・大般若転読法要

大般若経六百巻という膨大な経典を、お坊さんたちが大声とともに豪快にめくる(転読する)圧巻の法要です。その際に起こる経文の風(般若の風)に当たると、一年の家内安全や身体健全のご利益があるとされています。

8月5日    
・盆参会・施餓鬼会 
お盆の入りを前に、ご先祖様をお迎えする準備を整えるとともに、あらゆる命あるもの、不遇の霊魂をも等しく供養し、その功徳をご先祖様へと振り向ける(回向する)大変慈悲深い法要です。

8月11日~16日  
・お盆供養・棚経

ご先祖様の御霊をお迎えし、おもてなしをするお盆の期間です。皆様のご自宅へお伺いして仏壇の前でお経をあげる「棚経」の巡回や、本堂での供養を執り行い、家族揃って感謝の祈りを捧げます。

9月      
・秋彼岸会

実りの秋を迎える風情の中で執り行われる、秋のお彼岸法要です。今ある自分へと命を繋いでくださったご先祖様や故人様を偲び、改めて自身の行いを見つめ直す静謐な時間を過ごします。

10月第四土曜日
・永代供養墓合同供養祭

秋が深まる中、当寺の永代供養墓に眠る大切な方々を、ご遺族の皆様と一緒に心を込めてお弔いする合同供養祭です。皆で見守る温かい祈りの輪が、秋の参道を優しく包み込みます。

・永代供養墓

 「足腰が弱くなっても、いつでも気軽にお参りがしたい」「自然の中で故人と静かに語り合える場所がほしい」かねてより多くの皆様から寄せられていたそんな温かいお声と切なるご要望にお応えすべく、この度、新たな祈りの処を建立させていただきました。

敷居を高くすることなく、何時でも、どなたでも、お散歩の途中やふと思い立った瞬間に、手を合わせにいらしていただけるような開かれた場所を目指しております。そのために選んだのは、本堂へと続く参道の途中、緑の木々が優しく木漏れ日を落とす、当寺の中でも特に自然豊かな場所です。

春には生命の息吹を感じる花々が咲き、夏には清々しい青葉が茂り、秋には美しい紅葉が彩り、冬には静謐な静けさが訪れる。そんな四季折々の豊かな表情を五感で感じながら、故人様や御仏と心静かに向き合っていただける、穏やかで清浄な空間となっております。

「これからの供養の形について詳しく知りたい」「費用や手続きの詳細を確認したい」など、ご興味をお持ちの方やご希望をおありの方は、どうぞどのような些細なことでも、お気軽に当寺までご相談ください。
皆様の不安に寄り添い、真心を込めて丁寧にご案内させていただきます。

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